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カーディーラーとSSに共通する克服すべき3つの経営課題(1)

カーディーラーとSS(ガソリンスタンド事業)には、
数多くの類似点が見受けられます。
今、おかれている環境や、企業体質上の問題。
経営課題も似通っていれば、経営戦略上の発想も・・・。

愛車広場カーリンクの加盟企業には
カーディーラーやSSが数多く存在します。

当然、加盟の前段階でお話しさせて頂く
カーディーラーやSSも数多くある訳ですが、
この2つの業種には、他の業種には無い、
深刻な3つの問題があるように感じます。

これは、カーディーラーやSSの過去の歴史や、
現在の構造からくるものですが、
人口減少・市場縮小という、劇的な環境変化を踏まえると、
出来るだけ早期に克服すべき経営課題とも言えます。

その一つ目は「メイン事業の急激な市場縮小」です。

カーディーラーのメイン事業は、新車販売事業ですが、
この市場は、既に1990年から減少傾向にあります。
多くのカーディーラーのメイン商品となる小型乗用車、
即ち、登録車の国内販売台数は、
1990年時点では年間約600万台であったのに対し、
2009年には、約300万台まで減少しています。

一方のSSですが、実は、メインの市場となる、
ガソリンの国内販売量は、それほど落ちていません。
2004年から減少傾向にありますが、
昨年までの下落幅は1割もありません。
ところが、需要と供給のバランスが崩れ、
店舗間の競争が激化した結果として、
最盛期に60,000店舗あったガソリンスタンドが、
今では、40,000店舗を切り、
メーカー系の看板を掲げるガソリンスタンドは、
30,000店舗あまりという実態に陥っています。

もちろん、カーディーラーもSSも、
このメインの事業の落込みをカバーする対策は、
何年も前から取組んでおり、
成果が見られる企業も数多く散見されます。

ところが、このところの急激な環境変化には、
その改善スピードが追いつかないといった印象もあります。

急激な市場縮小から考えれば、
保有する経営資源を有効に活用した、
ドラスティックな業態転換や事業構造の転換が、
有力な経営戦略上の選択肢になりうるはずですが、
特に、中堅・大手の企業においては、
こういう議論がなかなか行われないというのが、
現状のようです。

一方で、小規模なカーディーラーやSSの中には、
「新車販売事業」「ガソリン販売事業」に完全に見切りをつけ、
早くから業態転換を図って収益構造を確保している企業も、
数多くあります。

今の時代は、むしろ、小規模企業にベンチマーク対象が、
潜んでいるのでは無いでしょうか。

 

 

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